着心地が良いと言ってもらえることが一番うれしい。

もとみ:和田さんは学生の時に服飾を学んで、お洋服を作ったりしていたんですか?

和田:学生の時はしていました。
恥ずかしながら、就職してからは服を作るということはあまりしていないですね。
家のモノを作ったりはしますが、一から服をとなると、、、すごく大変ですもんね!パターン描いたり、生地考えたりとか、、、

もとみ:そうなんです!うちはまず糸から選ばないといけないので、糸の選定から始まります。

和田:デザイン画等があってそこから糸の選定に入るのですか?

もとみ:入り方は両方ありますね。
こんなの作りたいなっていうイメージを伝えてから作るパターンと、生地のスタッフたちがこんな生地できたよって持ってきてくれて、そこからデザインをおこして作るパターンがあります。
それは常にあって、今のものではなくて3年後出来たらイイネ。って言っているものもあります。
今からこれやったら5年後にはできるかなとか先のことを考えて作っています。

今アトリエにあるサンプルたちはもう何年も前から構想していてやっと出来上がってきたものなんです。
そういう感じで出来上がってきます。なのでとても楽しいです。
そうやって長年考えてきたものがお客様に着心地が良いと言ってもらえることが一番うれしいです。

和田:私自身店頭で立っているときも、リネンが嫌いだったお客様が「motomiさんのお洋服だったら着ることができるから」とおっしゃって買ってくださる方も多いです。
すごくファンの方が多いです!

いつもよりちょっと自信が持てる、贅沢な普段着

Ⅳ.今後挑戦したいことはありますか。

もとみ:細かいことですが、この襟の作りがほんとにこれで良いか、袖の形がこれで良いかとか大げさなことではないですが、もっともっと着心地の良いものを追求したいです。
とにかく今日作ったものよりも次作るものが良いものになるように探求し続けるしかないです。
生きる限り追い求めていきます。

『贅沢な普段着』というのが私のテーマでずっとあるので、普段着を贅沢にしたくて、「着心地が良い=一番の贅沢」だと思っています。
すごいドレスとかってとても大変じゃない?

和田:大変です、苦しいです(笑)

もとみ:ね!自分じゃない人になって、飾らなきゃいけないけど、そういうことじゃなくて飾らなくて素のままで居れて、お客様が素敵だなと思っていただける。
『motomi.m』のお洋服を着ていると「いつもよりちょっと自信が持てる」って思ってもらえるものを追求し続けたいです。

Ⅴ.motomi.mのファンのお客様へメッセージをお願いします。

もとみ:この沢山のブランドがある中で『motomi.m』を見つけてくださって本当にありがとうございます。
ほんとにこれはご縁だと思っていて、リネンが好きという人もいれば、ナチュラルな雰囲気のデザインが好きという理由で手に取ってくださったり、いろんなことがつながって結ばれたご縁だと思っています。
私も気持ちをこめて作っているので、そういう思いが届いて探してくださっているお客様とつながれたと感謝しています。
これも出会いだと思うので。この出会いに感謝してもっともっと良いものを作っていきたいと思います。

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